尼崎ディスカバリー ゴージャスなシャンデリア

尼崎で見つけた非日常の風景を切り撮る

尼崎市民なら誰もが知る、あましんアルカイックホールと同じ敷地内にある尼崎総合文化センター。建物にはミニホール、美術ホールや会議室などがあるが、現在ほぼ封鎖されているという9階フロアにお邪魔した。9階は元結婚式場として運営されていて、費用が比較的リーズナブルだったこともあり、最盛期の昭和50年には年間で1400組ほどの挙式があったという。平成5年に現・都ホテルができたため徐々に挙式事業は縮小、平成13年には終了しその後9階は一般に開放されることはなくなった。8階の披露宴会場は現在も宴会場、会議室として利用可能だ。会議室としてはかなりゴージャスなシャンデリアがあるので、ゴージャスな案が浮かぶかもしれない。


写真・文/小林 哲朗(こばやしてつろう)
フォトグラファー。廃墟、工場、地下、巨大建造物など身近に潜む異空間をテーマに撮影。