尼崎ディスカバリー 巨大な赤白煙突

尼崎で見つけた非日常の風景を切り撮る

杭瀬の街に当たり前のようにあった巨大な赤白煙突が消えた。レンゴー尼崎工場にあった煙突だ。取り壊しの理由は老朽化という事。阪神杭瀬駅から歩いて10分弱の川沿いからは工場のプラントや配管が間近に見られる事から、赤白煙突を目指して写真撮影を目当てに行く事が多くなっていた。シンボルを失ったかのような工場だが、煙突がなくなったことにより奥側のプラントが見えたりと新しい発見も。今後どのように変化するか楽しみだ。


写真・文/小林 哲朗(こばやしてつろう)
フォトグラファー。廃墟、工場、地下、巨大建造物など身近に潜む異空間をテーマに撮影。