論:猪名川の「豆島(まめしま)」発見記 NPOまちづくり道場・主宰 片寄俊秀 尼崎市内に、ガラパゴス島にも匹敵する興味深い無人島を発見した! 愛称ヤマカンの「山手幹線」が猪名川と藻川で囲まれた「戸ノ内」を横切るとき、その […]
論:尼に伝わる不思議な話 園田学園女子大学教授 大江篤 尼崎の血天井 博物学者で有名な南方熊楠が、随筆「幽霊の手足印」のなかで次のような話を書き残している。 予幼少の時亡母に聞いたのは、摂津の尼崎の某寺堂の天井におびただ […]
論:大スポ王国なのか!? 尼崎 尼崎 大スポ制作部 岩崎正範 熱狂の2003年。ストーブリーグの珍騒動 ド派手な見出し 異色の夕刊紙 大スポが足を向けて寝られない街がある。それが尼崎だ。近畿2府4県、四国、中国地方なども […]
論:古代尼崎の自然地形と信仰 ―海に浮かぶ島々―坂江渉 尼崎市内に残る砂州列。濃い部分は砂州起源の微高地(田中眞吾『兵庫の地理』の図をもとに作成) 市内にのこる砂州列 尼崎市内には、杭瀬・長洲・難波・浜・潮江・尾浜・上ノ […]
論:尼崎運河への恩返し尼崎市立成良中学校 中岡禎雄 運河クルージングや秋のイベント「尼崎運河博覧会」でいつも出会う元気な中学生たち。成良中学のネイチャークラブメンバーとして運河の水質浄化に取り組む彼らを見守る、顧問の中岡 […]
論:尼が「シネマ天国」だった時代 「尼崎東宝」元経営者 松尾俊介 昭和30年代、尼崎には大小あわせて50館もの映画館があった。なかでも激戦区、阪神尼崎駅北の神田新道界隈でひときわ異彩をはなった映画館がある。その名は「尼崎 […]
論:アマに「地場の力」を育てよう 前大阪市長 平松邦夫 前大阪市長の平松邦夫氏は約42年、人生の3分の2を尼崎で過ごしたディープな尼崎人。お隣の行政トップを経験して、今この街に期待するものとは── 生家は長洲の6軒長屋。 […]
論:生活保護を尼崎から考える貧困の実相と世代的連鎖 関西国際大学教授 道中隆 「生活保護3兆円超」の時代がやってきた。尼崎も他人事ではない。現場と制度を知り尽くす専門家、道中先生に寄稿いただいた。 連鎖・固定化する「貧困 […]
論:尼崎地域の優位性―外部の視点から 梅村 仁 尼崎市役所の名物職員・梅村さんが、今年4月から高知短期大学へ。市役所を退職し研究者の道を歩み始めた彼に、尼崎のことを語っていただきました。 お世話になった尼崎市役所を退職し […]
論:出郷者たちの尼崎 尼崎市の県人会と産業郷土会館 関西学院大学文学部 山口覚 尼崎市内を歩いていると飲食店などで「鹿児島」や「沖縄」や旧国名の「土佐」、あるいは奄美大島に近い加計呂麻島からとったであろう「かけろま」や長 […]
論:あま育ちのあま知らず 兵庫県立尼崎青少年創造劇場 ピッコロシアター劇団部 田房加代 「尼崎」と「奄美」の物語を演劇作品として発表したピッコロ劇団。地元の人との出会い、新作への想い…制作を手がけ尼崎を走り回った田房加代 […]
論:尼崎でメシを食うということ 『南部再生』編集部 松本 創 「あのお店行きました」「美味しかったわ」毎号読者からの反響が最も大きい人気連載。30軒目を食べ歩いたライターが尼のくいもんを語る。 はじまりは駅そば談義だった […]
論:あまがさき回遊ミュージアム都市構想 大阪市立大学大学院教授 小長谷一之 尼崎は、いわば昔の首都圏たる近畿の西の玄関口であり、もともと山陽道・畿内の結節点としての非常に重要な位置にある都市である。そのため、平安期には、 […]
論:野宿生活者支援の現場から 尼崎貧困問題研究会 砂脇 恵 尼崎には2008年10月現在、177人の野宿生活者(ホームレス)が確認されている(尼崎市調べ)。これは、政令指定都市を除く市町村で全国第一位、兵庫県下では神戸市 […]