論:建築家 茂庄五郎さんのこと 大阪人間科学大学教授 植松清志 2年半にわたり、神戸新聞社の加藤正文さんと共に兵庫県下55の工場を描く機会に恵まれた。生活で毎日触れるような品々から、コンクリート、ガスに至るまでさまざまな […]
論:公園を使いこなす ランドスケープアーキテクト 山崎 亮 実録!! 尼崎中央公園24時 できれば聞きたくない言葉がある。「公園なんてあんまり行かないなぁ」という言葉。公園の設計に携わる僕らの無力感を誘うには十分すぎる言 […]
論:そうして生きてきたつもり 俳人・下町のプロデューサー 木割大雄 好きな人が居ること。街とはそういうところ… 夜が明けて間もない頃の繁華街に、空っ風が吹いている。前夜の賑わいの痕跡が、白々と漂っている。ちょっぴり淋しい […]
論:尼の商店街には白い巳(みい)さんがいてはりまっせ 尼崎商工会議所 芦谷廣安 でかくなれよと/励ますように/空を指さす/煙突よ/俺はやるんだ/この街で/若い瞳に/飛び散る火花/うなるクレーンの/たくましさ その頃につい […]
論:商店街に憑く亡霊 株式会社丸越 橋本 敏信 昨年発表した商店街を舞台にした小説「ロクさんの事件簿」。実在する商店主たちをモデルに尼崎の商店街がいきいきと描かれたこの作品の作者、橋本敏信さんが登場。小説家でもあり、新三 […]
論:地元尼崎と郵便局 尼崎神田郵便局長 加島 裕三 看板だけで信頼される。そんな時代はもう終わりました。 昨年4月に、日本郵政公社として新たなスタートを切った郵便局は日本全国に約2万4千、尼崎市内には57局あります。私が […]
論:「森構想」を利用しよう 神戸新聞編集委員 加藤 正文 最近、メダカを飼い始めた。ペットショップで買ったヤワな品種ではない。阪神工業地帯のド真ん中。関西電力の火力発電所で生まれ育ったツワモノである。 発電所とメダカ 一 […]
論:自転車が主役のまち 関西学院大学教授 尼崎南部再生研究室顧問 片寄 俊秀 尼崎市民になりたくて引っ越してきた途端、最初のもめごとは自転車置き場の不足。もともと市の基準の1戸当たり1台ぎりぎりという設計だから、この自転 […]
論:既存のまち並みや産業遺産を資源に 日本政策投資銀行 調査役 齊藤 成人 まちづくりについて議論をしていると、いまだに「まちを活性化するためには、まちなかに再開発ビルを建ててにぎわいをつくるしかない」と考えている人がま […]
論:阪神間で生まれた沖縄のうた 毎日新聞大阪本社宣伝プランナー 稲垣 暁 明治時代に沖縄・奄美から神戸への航路ができて以来、国家の基幹産業を支えるため、特に戦後は高度経済成長の担い手となり、多くの人々が阪神間に移り住んだ […]
論:変わる文化財概念と尼崎の産業遺産 尼崎市教育委員会学芸員 桃谷 和則 1990年代以降、日本では「文化財」というものの概念が大きく変容してきている。簡単に言うと近代(明治以降)の建築物や産業遺産、土木構造物、機械、製 […]
論:産業遺産を活かす人の輪を 東洋精機代表取締役社長 渡邉 申孝 工業のまちにはたくさんの工場があって、そこにはたくさんの「ひと」がいる。尼崎のことが好きで何とかしたいと思ってる人も必ずいるはず…と信じてお話をうかがった […]
論:フランチャイズの風をまちづくりに オリバーソース社長 道満雅彦氏に聞く 以前からあまけんで注目していた「地ソース」というジャンル。今回、関西を代表する有名ブランドのトップからお話をうかがうことができました。1923年 […]
論:昔の栄光を今に蘇らせて 株式会社三菱総合研究所 海外開発事業部 服部 圭郎 工業都市の展望 イギリスのマンチェスターの工業地域の再生に学んで その昔、工業都市はスターであった。多くの人々は煙突からもくもくと煙が出る都 […]