尼崎ディスカバリー 阪神尼崎駅付近

尼崎で見つけた非日常の風景を切り撮る


数えきれないほどのスナック店が、競うように軒を連ねている阪神尼崎駅付近。店の存在をアピールする看板は、形や設置の仕方など多種多様で見ているだけでも興味深い。特に縦長に大量に配置された看板は、スナックビルを連想させる象徴的なものと言っていいだろう。もう一つ興味深いのは店名だ。ストレートに店主の名前から取ったであろうものから、どこかで聞いたフレーズをもじったもの、外来語に漢字を無理に当てたものなど、それを考える姿を想像すると面白い。


写真・文/小林 哲朗(こばやしてつろう)
フォトグラファー。廃墟、工場、地下、巨大建造物など身近に潜む異空間をテーマに撮影。