尼崎の森でこんなことやってみたい勝手に妄想プレゼン大会
編集部が独自に妄想した臨海地域で「やりたいこと」。バカバカしいアイデアと思いきや100年後にはひょっとすると実現しているかもしれない…
エントリーno.1でっかい古墳が欲しい
住宅地から離れた海辺に自然の森ができるなら、樹木に囲まれた古墳が欲しい。「瀬戸内で生まれ育って、幼なじみのつてで尼崎の鉄工所で働いた。結婚して、子供生まれて、孫も出来て楽しくしてたんやけど、ガンになって、3年前に死んでもた。田舎に墓所はあるけど、遠いし薄情な息子が参ってくれるか心配やから、まだ家におる。市営墓地はいっぱいやし、知らない山手にいくのもなんやし…」という父の人生のエンディングにこそ、森が似合うはず。
エントリーno.2ツリーハウスで眠りたい
猛暑日が連日続いて眠れない夏。そんな時こそ海辺の風にふかれて眠りたい。森の中に会員制のツリーハウスを建てて、尼の避暑地として売り出そう。野鳥の声と森のこもれびに目を覚まし、間伐材のたき火で朝食を作る。そう、気分はトムソーヤだ。林間学校にも使えるが、目指すはバカンスに長期滞在できるリゾート地。狭い市域を市民が有効に使うにはこれしかない。臨海部は僕らの別荘地なのだ。
エントリーno.3「森のようちえん」を作りたい
北欧で誕生したという、園舎がなく、毎日を森で過ごす「森のようちえん」はどうでしょうか。暑い日も、寒い日も、雨の日も、雪の日も森の中。森が先生です。晴れた日は鳥の声を聞きながら、木登り、虫捕り、木の実ひろい。雨の日はカッパを着てカタツムリ探し。雪の日だって雪合戦にソリ遊び。大人の考え方を強要せず、子どもの感覚や感性を信じ、引き出すことをねらいにしている園が多いとか。近くでは甲山にもあり、「21世紀の森」先生が誕生する日も夢ではない!?