久々知を歩いてみた。
99な地名を持つ街「久々知」を歩いてみた。山幹通りを挟んで1丁目から3丁目、さらに「久々知西」なる地名もあるが、今回はその中でも1丁目、新緑の美しい近松公園へ。遊歩道が整備されて平日の午前中でもにぎやかだ。盛り上がっている70代ぐらいのおっちゃんグループに地名の由来を聞くと「地名の名づけ親?そんな昔の人はもう死んでおらん」と曖昧な答え。仕方がないので公園内にある近松記念館を訪ねた。同館は今年より14名のボランティアガイドが運営・管理を担っている。ガイドさんは展示品だけでなく、近松の墓がある廣済寺など、近隣のおススメスポットを丁寧に案内してくれた。
公園の周りの寺社を順にお参りすると、それぞれに狛犬の表情が違うことに気づいて面白い。須佐男神社は忍たま乱太郎の「聖地巡礼」地の一つでもあったようで、登場人物「久々知兵助」の案内板が。最後にお土産でも、と渡部海苔店で99枚入りの海苔を探したけれど98枚入りしか見つからなかった。
…で 結局、地名の由来は
1985年に発行された『尼崎の地名』を調べると古代の氏族久々智氏が居住していたことが由来なんだとか。