尼崎ディスカバリー 庄下川JRアンダー

尼崎で見つけた非日常の風景を切り撮る

庄下川沿い、JR東海道本線の下をくぐれる道が「庄下川JRアンダー」だ。人一人がすれ違える道幅はあるが、決して広いとはいえない道。しかし通勤時間帯には多くの人が行きかい賑やかだ。線路の下に潜り込むように階段を降りる時は、未知なる空間へ向かうワクワク感がある。階段は段差が2cmくらいで坂道を降りるような感覚。この珍しい階段を撮影していると、「階段マニアの方ですか?」と声をかけられた。線路の下では通過する電車や古びた橋脚を見ることもできる。


写真・文/小林 哲朗(こばやしてつろう)
フォトグラファー。廃墟、工場、地下、巨大建造物など身近に潜む異空間をテーマに撮影。