ノスタルジック・アマ 阪神武庫川駅界隈
の~んびり何かを思い出す
久しぶりに写真を撮りにまちにでかけた。
場所は、阪神武庫川駅周辺。
西宮のほうから武庫川を渡り、尼崎に着くと、西宮とは違う独特の雰囲気が流れている。にぎやかな町というイメージがあった尼崎。しかし今日は、人通りも少なく、ふだんはにぎわっているだろう商店街も半分は店が閉まりひっそりとしている。
ひもで電柱をかつぐ郵便ポスト
「何屋か分からない」古道具屋
店先でうちわを扇ぎながらおしゃべりをする人、川原で囲碁を楽しむ人々、公園のベンチで休憩する人、毎日、この町の郵便物を大切に預かる丸型のポスト。小さい頃よく遊んだ田舎の風景が思い出され懐かしい。
シャッターの空いたお店もある
武庫川駅降りてすぐの青空囲碁場
一本道を外れると、何屋かわからないお店。中をのぞいてみると食器にまねき猫、鍋などが置いてあり、やはり何屋なのかわからない。店先では風鈴が鳴り、お店の奥で一人で店番をしている姿もどこか懐かしい。
この町にはのんびりとした空気が流れている。
河崎 志保(かわさき しほ)
1980年岩国市生まれ。武庫川女子大学生活環境学科4回生。趣味はカメラ、演劇鑑賞