オヤジのたしなみ

骨董・昭和道具店

「骨董・生活雑貨の昭和道具店は次がご便利です」なんてアナウンスはないが、すぐ前を通る市バスの乗客からアツい視線を浴びるこの青空市場。気になっていた人も多いはずだが、なんと60年も続く老舗古道具店なのだ。やはりリタイア後の年輩客が多く、バスから見かけてわざわざ降りてくるお客さんも。何と言っても安さが勝因。こんな気の利いたコップが100円って！大人に必要なのはお金じゃなくてセンスてことか。

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古書・彩華堂

店主・高尾さん曰く「時間はかかっても良い本を売りたい」。尼崎でも今や数少ない漫画・エロ系を置かない硬派な古書店は、実にたしなみと呼ぶに相応しい。乱雑に積まれた美術書や限定本の放つマッシブ感に圧倒されそうになるが、文庫本から入れば案外ハードルは低い。「店はお客さんとの接点」という高尾さんは、初心者だってウエルカムだ。

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ワイン・chotto BAR

尼崎で酒屋内酒場と聞けば、一升瓶に囲まれた立ち呑みが思い浮かぶが、さにあらず。客の「金払うし試飲させてや」のリクエストがきっかけ。店の隅でちょこっと飲んだり食べたりしていたが、4代目若店主がカウンターを造り、ついにお洒落バーに。今や「ちょっとバーやなしにちょっと酒屋ですわ」状態で、オヤジから店好きユースにも支持厚し。

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