りんかいエリアが変われば街も変わる?

のどかな農村や漁村の集落が広がっていたまちが、阪神工業地帯の中核都市へと発展をとげ、産業の変化とともに衰退していった。だから、尼崎は海から発展して海から廃れたと言われている。それがいま、新しい企業の参入や大型プロジェクトという追い風を受け、熱いまなざしを集めている。変化は、暮らしや不動産、統計に至るまで、ゆっくりとではあるが確実な影響として現れはじめた。まちを活気づける再生の波は、どこまで広がるのだろうか。