自家発電日記

第3回 自家発電は将来的におトクです!!

暑い夏はとっくに過ぎましたが、皆さんは「缶ビール派」、それとも「瓶ビール派」? 材料にリサイクル原料を使ったり、リサイクルしやすい「環境にやさしい商品」の購入を「グリーン購入」と呼ぶようですが、わたしは極力「瓶ビール」を購入するように心掛けています。

さて、発電される電力にも「グリーン電力」という言葉が存在します。太陽光発電もその一つと言えるでしょう。一般的に太陽光システム(3KWシステム)を自宅に導入すれば、乗用車が屋根に乗っているようなものと考えてください。設置コストは約250万円で、そのシステムから発電される電気を電力会社に売って、コストを回収するには約20年かかるようです。ただし、太陽光システムは騒音や排気ガスを一切出さないクリーンエネルギーを発生させます。ということは、CO2削減にも大きく貢献します。CO2削減の効果は1KWシステム当たりで年間約180kgですので、3KWシステムだと年間で約540kg削減したことになります。

つまり、各家庭が太陽光システム(3KWシステム)を導入すると、毎月約1万円の収入(銀行利子よりはるかに良い)を得ることが出来て、年間約540kgのCO2削減に貢献することが出来ます。我が家では臨時収入はありませんが年間約11kgのCO2削減に貢献し、発電した電気を携帯電話の充電やパソコンの電源に利用しています。■松本照生

最終回は尼崎「化石燃料ゼロ」宣言都市に向けての提案