南部百景 第45景 大衆演劇のある風景 昭和南通にある「天満座」は、気軽に大衆演劇に触れられる場所。月替わりで劇団がやってきて、連日昼と夜のステージを繰り広げる。足を踏み入れてみると、そこにはめくるめく世界が広がっていた […]
南部百景 第44景 夏の駄菓子屋さん 駄菓子屋の時間の流れ方はいい。孫に手を引かれてやってくるジイちゃん、毎日立ち寄る小学生、夜勤明けのお兄さん…みな少しの間だけ座って、世間話をして帰っていく。案外、買うことが目的ではな […]
南部百景 第40~43景 桜の木の下 見なれた風景を明るく見せてくれる桜の花とやわらかい日差しにつれられて、尼崎南部を歩く。桜が植えられた場所には、思い思いにくつろぐ人の姿があった。■綱本武雄
南部百景 第38景 変わる尼崎駅前 大阪駅の北ヤードに西宮北口と、阪神間の駅前がずいぶん騒がしい。これから激化しそうな都市間競争。尼崎でも、臨戦態勢が整いつつあるようだ。■綱本武雄 キリン尼崎工場跡地で今秋開業予定の複合 […]
南部百景 第37景 たのしい市民プール 連日35℃超えが日常と化した気候の中、真夏の1月半だけ開かれる市民プールは、気軽に涼のとれる都会のオアシスだ。これまでは五合橋線の陸橋越しに見るただの風景だったが、今年は子連れで入 […]
南部百景 第36景 センタープールの人々 センタープール。いかにも浮き輪片手にファミリー層がやってきそうな名前だが、じつは選手が船をぶつけ合うレース場。そこには夢を求める人々が集い、悲喜こもごものドラマがある…かもしれな […]
南部百景 第35景 商店街で「工都」を感じる/第36景 平左衛門町にて 商店街で「工都」を感じる 中央商店街から、大きな煙突を臨む。阪神工業地帯の中核都市として栄えた尼崎を、市民は誇りをもって「工都」と呼んだ。地方から仕 […]
南部百景 第34景 尼いものある風景 尼崎南部の特産品だった尼いもは、地域について学ぶ教材として、あるいは地産地消ブームに乗って、少しずつ知名度が上がってきた。それらはどのように栽培され、どう使われるのか。今回は絵日記ふ […]
南部百景 第33景 市営琴浦住宅点描 戦後に建設がはじまり、全8棟、220戸から成る琴浦住宅。デザインも完成時期も異なる建物群は、まるで展示場のよう。時代ごとの暮らしを映しこんだ建物たちは、いま何を語るのか。■綱本武雄
南部百景 第32景 遠藤さんの思い出 阪神尼崎駅の南側では、再開発のためいくつかの建物が姿を消すという。こんなとき絵描きのはしくれにできることは、ありし日の姿を描き留めることぐらい。喫茶店を訪ねて話を聞いてみることにした […]
南部百景 第25~31景 尼崎南部の出入口 東西と南の3方を水に囲まれた尼崎。地図を見たら確かにそうなんだけど、実際はどうなんだろう?という素朴な疑問を満たすべく、まわってみました。■綱本武雄
南部百景 第24景 ボウリング場の裏側 この9月に全面改装して生まれ変わったボウル阪神は、現存するボウリング場としては阪神間で最古。今回は、その裏側を見せてもらった。■綱本武雄 タイガースの2軍が練習したという野球場にバ […]
南部百景 第23景 浜田町デルタ地帯 国道2号線・入江橋の交差点から北西の方向へ細い道を分け入ると、突如二等辺三角形の水田が出現する。そこには少し広い空があり、ゆったり流れる雲の群れが水面に映りこむ。住んでいる人にも心地 […]
南部百景 第22景 巨大居酒屋の断面 「初めて行った居酒屋は、ごん兵衛だった…」アマ育ちでよく交わされる話だ。地上3階、最大収容客数300。阪神尼崎駅に近く、規模の大小を問わないつくりから歓送迎会にコンパ、少人数での1杯 […]