SOUTH TO SOUTH 大阪ミナミから 尼崎南部へ

東大阪と夢の競演

記念イベント開催

尼崎市は新線でつながる東大阪市と共同で記念イベントを開催した。ものづくりの街として交流する両市と両商工会議所が、開業にあわせて実行委員会を立ち上げ、名物を互いにPRした。

尼崎会場(阪神尼崎駅前中央公園)では、トラのおばちゃんの踊りに、東大阪勢が河内音頭で対抗。花園名物「ラグビーまん」の販売、東大阪認証ブランドをPRするブースが並び、、お互いの街を自慢しあうトークイベントはFMあまがさきで生中継された。東大阪会場(近鉄布施駅前)へは、メイドインアマガサキショップが出張。TMO尼崎の井原勝社長(53)は「ソースもぽんずもよく売れた。新線で便利になったのでまた出張したい」とはりきっている。

難波駅にはセンプル君やアマレンジャー、トライ君らが集結。ガイドブックを配りPR合戦を繰り広げた。

阪神尼崎駅前には新線開通を祝う人々が集まった。
電車に乗り込む人気キャラたち

寺町案内板がリニューアル


「駅前の顔として生まれ変わりました」市担当の寺沢さん

尼崎ボランティアガイドの会によるツアーが好評の寺町地区では、案内板が新しくなった。昭和59年から設置されていた木製看板は、文字が判読できないほどすっかり年季が入っていたが、新線開通を機にリニューアル。案内図には、11ヵ寺はもちろん、尼信博物館や世界の貯金箱博物館などが歴史とともに紹介されている。


ガイドはおまかせ 尼崎一家がやってきた


メイドインアマガサキショップや尼崎商工会議所で配布

あまがさき中心市街地活性化協議会は、阪神尼崎駅周辺を紹介するガイドブック「尼崎一家の人々」を作成。お酒好きの父・昭和やつまみ食いに目がない長男・三和、歴史に詳しい祖母・おはまなど、尼崎で暮らす架空の家族が、それぞれの目線でみどころを紹介する。彼らの等身大パネルも完成し、マップとともにまちの各所に設置されている。