超ローカルで何が悪い!地域密着「アマのラジオ」のツボ

おばちゃんが歌うカラオケ大会や、ゲストに近所のおっちゃんが出ることも…。超ローカルで何が悪い!24時間365日、尼崎に音楽と笑いを届けるコミュニティFMを楽しむツボはココだ!

step1 看板番組を聴くべし!

『まいど!!あまがさき』『萌えっこ関西♥尼~い』『尼カラスタジオ』など、ならではの番組が多いが、中でもぜひ聞いてもらいたいのが『瓶太・奈緒子のおしゃべりワールド』(毎週金曜日14:00~18:55)だ。CATVでもおなじみの落語家・笑福亭瓶太さんが、五島出身の“尼のアイドル”三宅奈緒子さんのボケを転がす絶妙のかけあい。5時間ぶっとおし、好き放題しゃべりまくって、思い出したように、何の脈絡もない曲を流す独特の進行で人気を呼んでいる。五島弁全開の三宅さんがマイクを持って尼崎を歩き街の人に突撃取材する人気コーナー「三宅奈緒子と尼人達」が2006年に出版されたり話題も豊富。

step2 結構使える地元速報

緊張気味の市役所職員や消防署員が登場して、ゴミ分別や火の元点検について市民に直接話しかけてくれる。「原稿の棒読みやん」とツッコむことなく、一生懸命なおじさんの声に耳を傾けてみよう。市内の渋滞情報を1~2時間おきに聞けるのは結構使えるし、気象警報への対応は地元だけあってやっぱり速い。「阪神尼崎駅駐車場、余裕あります。塚口さんさんタウン駐車場、余裕あります、アミング潮江ウェスト…」とストイックに市内駐車場の空き情報を伝えるのも笑える。

step3 企画持ち込み大歓迎!スポンサーもお気軽に。

「どんどん地元の方に出ていだきたいんですよ」とシニアディレクターの高井豊子さん。番組企画の持ち込みも歓迎とか。とはいえ、気になるのはスポンサー料。「意外と気軽なお値段です」と教えてくれた料金は週1回1時間で月に5万円ほど(制作費は別途必要)。おぉ、これなら「南部再生ラジオ」も何とかなりそう…?

尼崎の歌 ザ・ベストテンを一挙放送!

廃盤となった幻のレコードも多いベストテンの名曲たち。「うちに音源があるので番組で流しましょうか」とエフエムあまがさきが特別番組を企画してくれた。南部再生編集部もスタジオにお邪魔して、まさに「尼のメディアミックス」が実現。