ツッコまずにはいられない 街にあふれるナイスボケ!

「はい、おつりは300まんえ~ん」なんて古典的ボケが今も街なかにあふれる尼崎。あまりのベタさ加減に、ちょっと恥ずかしくなるときもあるが、やはりそこはボケの街。日常の光景にもしっかりとツッコんでいきたい。

「朝から下痢がひどくて…」薬局へ駆け込んできた珍客。下痢止めの説明を一通りしたところ、「ありがとう、また来るわ」と薬は買わずに店をあとに。「お~い、その下痢どこに消えたんや?
商店街で隣り合う2軒の店 酒屋処方箋投げ込み 薬局酒の銘柄を注文 吉本新喜劇でもお目にかかれない 見事なボケも日常茶飯事
ショーウィンドウに並ぶ剥製たち。熊や猿の剥製は分かるが、ペンギンやゴジラのフィギュアまで飾る漢方薬店。いったい、どんな薬売っとんねん。
昼すぎの喫茶店でいつものオーダー。「モーニングちょうだい」。いや、モーニングは朝って意味やから…と説明するのもはばかられる[モーニングおばさん]いらっしゃ~い!
「電話機の修理に来て」と客からの電話。「今、どこからかけてるんですか?」とおそるおそる聞くと「どこって?家からやないの…あ、直ってたわ」。落語みたいなホンマの話。
ある喫茶店の常連客たち。店内でジャンプ傘を思い切り開くおばちゃん、トイレのカギを絶対に閉めないおっちゃん、スポーツ新聞のお色気ページを堂々と切り抜くおじいちゃん…。愛すべきボケに、マスターのツッコみは鋭さを増していく。

杭瀬栄町EAST商店街 瓦版[イーストの紙]より一部転載