自家発電日記

第1回 趣味は太陽光発電

朝、目覚めて、最初に行くのは子供部屋です。その子供部屋には太陽光パネルで発電した電気を蓄えるバッテリーがあります。ベランダに置いてある太陽光パネルで電気が発電されると、太陽光パネルとバッテリーとをつなぐ部分が赤く点灯するのです。その赤いランプを見るとなぜかしら、ホッとします。

今年から我が家で太陽光発電をはじめました。私が太陽光発電をはじめた理由は二つあります。一つは、あまけんに参加したことがきっかけとなりました。学生時代は環境問題をテーマとしていろいろな活動に取り組んでおりました。また、環境問題をテーマに何かしたいと思っていたところ、「あまけん」に出会いました。あまけんではどのようにすれば尼崎南部地域が再生するのか、という議論(南部トーク)をし尼崎南部を散策(南部ウォーク)しています。運河クルージングも尼崎南部再生プランの一つです。そのプランの一つとして再生可能なエネルギーで市民発電をしてはどうかという提案をしました。でも、実際どうすればいいのか?それなら、まずは自分からはじめたらと思い、自宅で太陽光発電をはじめました。

太陽光発電をはじめたもう一つの理由は、私たちが子供たちに何を遺せるのかということを考えました。子供達といっしょに太陽光発電を通じて環境問題を勉強できたらいいなと思いました。今年の春から私の息子も小学校に通っております。息子の勉強机の電気スタンド用に電気を発電しようと思い、今は子供部屋にバッテリーを設置しています。いまだにそこで勉強している息子の姿は見られませんが・・・■つづく

次号は「電気の作り方」


松本 照生(まつもと てるお)

1969年池田市生まれ 生活協同組合コープこうべ勤務