nanbu walker 第5回 川でお花見…。カヤックも参加しました

今回のnanbuwalkには、いつもお世話になっている「尼崎漁業組合」に加えて、御津町で活動するカヤックスクール「アクロス瀬戸内」が参加。その「尼崎臨海地域シーカヤックツアー」と合流して花見を楽しみました。

2002年3月30日。場所は蓬川(よもがわ)。船3隻とシーカヤック4艇に乗った25人。川に船を浮かべ、満開の桜を楽しみながら、花見弁当を食べたり、シーカヤックを体験したり、バイオリンの演奏に大合唱も飛び出した今回のnanbuwalkでした。

「尼崎の運河や川で遊び倒してやろう。地域資源の活用というからには、クルージングで儲かるくらいのことをしてこそ成功といえよう」と息巻いて昨年5月から始めた「クルージングプロジェクト」は1年が経過しました。尼崎漁業組合のご協力を得ながら、船で調査をしたり運河を走り回ったり。

シーカヤックツアーの企画と同時開催した今回は、尼崎の運河を使って何ができるのかという可能性を試しました。

バイオリンと歌の船上ライブ
シーカヤックとの感動の合流は「であい橋」下
水上花見を見に集まった「花見見客」
船上ライブに拍手喝采

「カヤックを尼崎で流行らせるには、岸と水面が近い親水性の高い場所が必要で、さらに漕いでいて楽しくなるような景色は不可欠ですよ」とカヤックスクールでインストラクターをする川井康弘さんは活用の難しさを語ってくれました。

本隊は「沿道にいる人がうらやましがるようなこと」を目標に花見クルージングを企画。花見弁当を食べ、船上ライブを楽しみ、合唱まで飛び出した今回の一番の収穫は、沿岸の子供たちが明らかに船に、乗りたがっていた、ということ。

普段見ている川に船を浮かべることなど思いもよらない無邪気な子供たちに夢を…とまではいきませんが、ちょっと気分がよかったnanbuwalkでした。さあ次は運河で何をしようかとクルージングプロジェクトはまだまだ続きます。