高校の話
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先生はYouTuber?授業の変化に新たな楽しみも
百合学院高等学校教諭 吉川晶子さん
3月4月は毎日会議・会議で大変でしたね。入学式、始業式ができるのか。状況が日々変わるので、前日に決めたことが翌日にはくつがえる。今まで経験したことのない大変な状況でした。
3月~5月はオンライン授業。6月からは教室で対面授業を段階的に再開することができました。先生たちにとっては革命でしたね。「明日からYouTuberになるのか?」と思うような状況でした。
休校当初はオンデマンド授業でしたが、5月からzoomを使って生徒との双方向授業になり、朝礼をzoomで初めてしたときに、生徒たちも先生も「やっと会えた!」と喜んだことはとても印象的な出来事でした。
体育も、クラブ活動もオンラインでした。先生が街のヨガとかスポーツの教室でされているオンラインレッスンを自ら体験してみて、それをクラブの練習で応用されたりしていました。ブラジルにいる卒業生と高校生をネットでつないでお話を聞く等、オンラインならではの試みもできました。
こんな時代がくるなんて思いもしなかった。誰も思っていなかったんじゃないかな。でも、どうなるかわからないのが人生。突然、変化しないといけないこともあるんですね。いまからどうなるのかということは、ちょっと楽しみでもあります。■中