尼崎ディスカバリー 五色横丁
尼崎で見つけた非日常の風景を切り撮る
阪神杭瀬駅の程近く、昭和のにおいを感じさせる路地裏通りがある。五色横丁だ。昭和のにおいと言っても雰囲気だけでなく、実際にそのにおいがするのだ。昭和生まれは懐かしく感じること間違いない。横丁には数多くのスナックが並ぶ。真新しい看板の店や移転のお知らせを張っている店などが混在しており、営業店舗数は良く分からなかったが、頭上を賑わせる看板群は横丁の健在振りを示している。個人的には頭上を埋め尽くすような、お祭り状態の電線(たまに垂れ下がっていたり…)も非常に魅力的に感じた。
写真・文/小林 哲朗(こばやしてつろう)
フォトグラファー。廃墟、工場、地下、巨大建造物など身近に潜む異空間をテーマに撮影。