久しぶりに絵を描きたくなったあなたへ 特選地元スケッチスポット
ペンと紙を持ってまちへ出ればきっと楽しい。
地元をよく知る尼崎美術協会で思わずペンがすすむとっておきの場所を教えてもらった。
教えてくれた人
安田祐治さん(尼崎美術協会事務局)
ペン先にインクをつける“つけペン”スタイルで「1枚を描くのは地面に座って10分から15分くらい」という早業。描いたヨーロッパの街並みは数知れず。
記念公園の円柱広場
難易度:☆☆
快適度:☆☆
尼崎にあるギリシャ風の柱という、ちょっと珍しい題材です。そこに新鮮さを感じ取ることができれば問題ありませんが、どうせまがい物だろう、という気持ちで描くとなかなか筆が進みません。感動しないと気持ちが入らないのは何でも同じですね。
東高洲町のはね橋
難易度:☆☆
快適度:☆☆☆
造形的に面白いですね。自転車で見に行って一目ぼれでした。この季節なら、潮風に吹かれながら描いたら気持ちいいでしょうね。構図の取り方を工夫すれば、かなり個性的な絵になると思います。一度は船が通っているところを描きたいものですが…。
寺町の本興寺
難易度:☆☆☆
快適度:☆☆☆
尼崎に住んでいるなら一度は描きたい風景です。狭い道路沿いでこういう重厚な建物を描こうとすると、近すぎて紙に収めるのが難しいですが、本興寺の前には歩道と駐車場があり、充分な「引き」が確保できます。屋根の形の難しさも含めて楽しんでください。