南部百景 第24景 ボウリング場の裏側

この9月に全面改装して生まれ変わったボウル阪神は、現存するボウリング場としては阪神間で最古。今回は、その裏側を見せてもらった。■綱本武雄

タイガースの2軍が練習したという野球場にバスの車庫、ボウル阪神…ここは阪神浜田村というべきか。

プラズマディスプレイの採用で、より見やすくなったモニター。スコアに応じて挿入されるアニメーションも楽しい。操作パネルはスタートレック風?

全30レーンを支える裏側。壮観のひとことに尽きる。

倒したピンを入れ替えているのは、こんな機械。オープン当時からずっと現役だ。ピンを1本ずつ配っていくアームの動きに見とれてしまう。

1階には、マイボールを作る「ドリラー」菅野さんのプロショップが。同じ軌跡を描くように、穴を開ける前には必ず持ち主の投げ方を研究するのだそう。公式大会の専属ドリラーを務めたり、その腕前にほれ込んだ常連客が多いのも納得。