南部百景 第8景 初嶋大神宮

1995年の阪神大震災。築地地区では液状化の被害で約300世帯が全半壊した。現在復興のために地区の地盤全体を1.5m底上げする工事が進んでいる。初嶋大神宮は、ジャッキアップしながら建物の歪みや傾きを修復する。

当初、建物の新築も検討されていた。しかし250年近く地域に親しまれてきた建物を取り壊すのを惜しむ声があがり、この方法が採用された。工事の完成は2003年5月末の予定。■綱本武雄

交通:阪神尼崎駅下車南へ徒歩10分/尼崎市バス松島町下車西へ徒歩4分